管理番号 | 新品 :89730719 | 発売日 | 2024/07/02 | 定価 | 33,000円 | 型番 | 89730719 | ||
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サイズ:径・約18cm 高・約18.5cm 付属品:共箱(茶筅はつきません) 発送 :80サイズ段ボールの予定です。 です。状態良好無傷です。 出品前に6時間ほど水を入れておきましたが、水漏れはありませんでした。内側底の隅にヒビのような写真ありますが、これははじめからのものです。上釉もちゃんとのっていますので、キズではありません。 蓋は塗蓋のみです。こちらの水指が世に出た時に共蓋があったのかどうかは、すみません、わかりません。 蓋の合わせ部分に釉薬がのっていますので、基本的には塗蓋と思います。もちろん例外もありますが、合わせ部分に釉薬がのっていない場合は共蓋(陶器)が多いはずです。 こちらの塗蓋ですが、写真に写りにくい擦れがありますので、どうぞご了承よろしくお願いいたします。 上野焼宗家十六代熊谷保興作、緑釉たたき水指です。 上野焼は九州のやきもので高取焼の近くと思います。 時代は細川三斎の頃から江戸時代には遠州七窯にも数えられるような茶陶での出発でしたが、現在はあまり茶陶のイメージはないかなと思います。 逆に皆さんあまりお持ちではないのではと想像いたします。 ちなみに、あがのやきと読みます。私は以前うえのやきと読んで恥ずかしい思いをしたことがあります。(笑)東京上野の回転焼きですかと(笑) 冗談はさておき、こちらの水指は作家様の上手クラスの水指と思います。 どっしりとした成形に代表的な緑釉がかかっています。 土からご自身で精製したり、伝統的な産地で基本を大事に仕事をされていると本にありました。 叩きの技法を調べますと、叩き木と当て木で器の内と外から叩きながら成形する技法で、叩き木と当て木は土離れを良くするために刻みを入れるが、これにより器の表面に繰り返しの陰刻文ができる。結果的に装飾的な効果をもたらす…とのことでした。 こちらの水指の内側にその装飾的な叩き後がうかがえると思います。 箱も組木された桐箱で盛り蓋です。経年ヤケしていますが、当時裏千家の御書付をいただくつもりだったのかなと想像いたします。 発送は80サイズを予定していますが、無理だったら100サイズになります。 どうぞよろしくお願いします。 とめ3