管理番号 | 新品 :40346163 | 発売日 | 2024/10/17 | 定価 | 23,000円 | 型番 | 40346163 | ||
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ご覧戴きまして、ありがとうございます。柔らかな素材に包まれるとホッとします。その柔らかくて着心地の良い素材を探していたところ、出会ったのが、播州織です。その中の綿86%シルク14%の綿シルクです。着物でしか見られない、昭和初期の型紙の型染めを、普段使える洋服に染めたいと思って、実現したのが、このブラウスです。貴重な染め型紙を、今に生かして、伝統をつなぎたい!と思って常に制作しています。技法は様々ありますが、私が一番ステキだと思う染色技法は手差し型染めです。優しい配色もできる上、型の中で微妙なボカシができます。その染色技法で、昭和初期の面白い染め型紙を使い、染めてみることにしました。何のモチーフなのか、植物の何かを連想させる、しなやかなデザインで、「ふんわり」とした生地とのマッチングを意識した色彩に染めました。柄と生地の融合です。日本の伝統技法である型染めは、今でもありますが、着物ですら、インクジェットの時代に入りました。その中でも、全て手作業で、オンリーワンの商品を作るというのは、贅沢かもしれませんが、今だからこそ、洋服でも感じていただける特別感の「手差し型染め」、プリントでは感じられない美しさをお届けしたいです。型染めは、生地に染め型紙を置き、防染糊をへらでつけて、乾燥したら、色をすりこんでいきます。隣同士の色を重ねていくと、もう一色発生して独特なボカシがでます。これが、プリントや、シルクスクーンではできないものです。色を入れ終わったら、乾かして熱を加えて、水で防染糊を落とします。干してようやく完成です。これが、手差し型染めです。その生地を使い、柄の入り具合を考え、下町の職人さんに仕立ててもらいました。その職人さんとのコラボなのでブランドロゴは「katazome 50’s」。1950年代の型紙を使って染めた、世界に一枚のブラウスです。後ろにくるみボタンを使ってポイントを作り、タックを取ってるのでふんわりしています。こだわり、時間をかけて仕上げました。着物の染めを、お洋服に。世界に一枚だけ。この手染めのブラウスをどうぞ、お楽しみください。