20年ほど前に新宿のヤナギサワクロッシュで島田氏に相談し直接オーダーしたオットーリンク、ラバータイプのマウスピースです。オープニングは5番ということでしたが、息はそれ以上に入る吹奏感です。私自身は演奏活動や講師などをしております。スタンゲッツが当時オットーリンクの5☆を使っていたという事ですが、あのような太くて甘い音色のイメージで制作していただきました。まさにそんな音がします。その路線の音色を目指す方であれば打って付けかと思います。下から上まで非常に安定していて吹きやすく、吹き込めば太い音もしてくれます。私自身は抜群の安定感からホーンセクションなどのアンサンブルのレコーディングにとても重宝したマウスピースですが、厚めのリードで繊細なトーンからゴリゴリとしたブローまで、、という使い方が合っているかと思います。マウスピースのオーダーを受け付けていた初期のものに付いている「CROCHE」の刻印も珍しいのではないでしょうか。パッチを付けて使用していたのと、主にレコーディングで使用していたので使用頻度はそれほど多くなく摩耗などはほぼありません。とても良いコンディションかと思いますが、20年前ということで変色がありますので商品の状態のステータスは「やや傷や汚れあり」にしております。その他、状態は画像でご判断下さい。ご不明点などあればコメント欄にてご質問下さい。よろしくお願いいたします。