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大判手彩色古写真 東京 芝増上寺有章院霊廟・中門内部 明治期

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管理番号 新品 :54483778 発売日 2024/02/20 定価 10,900円 型番 54483778
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大判手彩色古写真 東京 芝増上寺有章院霊廟・中門内部 明治期

横浜写真と呼ばれた明治期の大判手彩色写真で、鶏卵紙の写真に着色されています。 七代将軍家継を祀る霊廟の拝殿中門内部。拝殿中門は左右に廊を持つ霊廟第3の門で、この写真は中門を入った廓の内側を撮影したもので、中央やや左に中門扉の閂が見えています。長崎大学古写真データベースによれば、小川一眞撮影。以下その解説抜粋です:有章院中門の内部である。中門を入ると地盤が一段高くなる。そして奥院はまた地盤が一段高い所に建てられていた。こうした霊廟の設計は、威厳や崇拝の念を増すように仕組まれたものであろう。中央より少し左に中門の2枚の扉がある。中門扉より奥が左廊、手前が右廊になる。分かりやすく舞台に譬えれば上手から下手をみたことになる。外側は花鳥・波の透彫がなされ金泥が塗られている。右は方柱のみで開放されていた。天井は雲肘木の様なデザインで、葵の紋が処々に彫り込まれている。そしてずらりと釣灯籠が並んでいる。明治33年発行『日本之名勝』では、彫刻がいかに壮麗だったかを解説している。増上寺の霊廟が拝観を許されるようになるのは、明治14年からである。明治中期の撮影。http://oldphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/zoom/jp/record.php?id=1137
海外に持ち帰られた後に里帰りしました。26cm×20cm。状態:経年による軽い変色があります。画像上で判らない瑕疵があった場合は返品に応じます。特定記録郵便での送料無料。

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